この記事の結論
SPIのテストセンターは、1度の受検依頼につき受検は1回のみで、同じ依頼のまま再受験はできません。使い回し(前回結果送信)は、最後の受検から1年以内の最新の結果だけ。点数は本人に見えず、送信後は取り消せません。玉手箱など日本SHLのテストは、受け直せるかを日本SHLの公式サイトで確認できませんでした(確認した範囲。2026年10月4日確認)。
- SPIのテストセンターは、1度の受検依頼につき受検は1回のみ。同じ企業から再び受検依頼が届いた場合は、その都度受検できる
- 遅刻すると受検できず、欠席を2回すると、受検の予約も前回結果送信もできなくなる
- 前回結果送信(使い回し)で送れるのは、最後の受検から1年以内の最新の結果のみ。いちばん良かった回を選ぶことはできない
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- 前回結果を送るか新たに受検するかは、検査ごとに選べる。点数は本人に見えず、送信後は取り消せない
- SPIは多くの企業の採用選考で利用されている(リクルートMS)。玉手箱・TG-WEBなど、どのテストを受けるかは企業によって異なる(編集部の整理)
SPIのテストセンターは再受験できない?同じ企業のテストは受け直せる?
SPIのテストセンター(専用会場のパソコンで受ける方式。自宅などで受けるオンライン会場を含みます)は、1度の受検依頼(企業からの受検の案内)につき受検は1回のみです。同じ受検依頼のまま再受験(受け直し)することはできません。SPIの提供元であるリクルートマネジメントソリューションズ(リクルートMS)の公式サイトに書かれている範囲で整理します(確認日は2026年10月4日)。
同じ企業のテストは受け直せる?(SPIテストセンター)
- 公式FAQは、1度の受検依頼に対して受検できるのは1回のみと説明しています
- 同じ企業から複数回受検依頼を受け取った場合は、その都度受検できます
- 公式FAQの記載からすると、受け直せるかどうかは、企業が新たに受検依頼を出すかどうかによると考えられます(編集部の解釈)。再応募したときの扱いは、当編集部が確認した公式ページには書かれていません
受け直す以前に、受検できなくなる主なケース
- 遅刻すると受検できません
- 欠席を2回行うと、受検の予約も前回結果送信もできなくなります
- 企業が指定する受検期間を過ぎると、原則として選考対象外です。延長に対応するかどうかは企業の判断とされています
SPI以外のWebテスト(WEBテスティング・玉手箱・TG-WEB)の扱いは、下の「SPI以外のWebテスト」の節にまとめています。
SPIの使い回し(前回結果送信)の期限は?最後の受検から1年以内の最新の結果だけ
SPIの使い回し(公式の呼び名は「前回結果送信」)は、最後に受検してから1年以内の最新の結果だけを、別の企業に送れる仕組みです。過去1年以内にテストセンター(オンライン会場を含む)で受検した人が使えます。リクルートMSの公式FAQと就職準備応援サイトで確認できた範囲で整理します(確認日は2026年10月4日)。
有効期限は最後に受検してから1年 公式FAQでは、各検査の有効期限は最後に受検してから1年間で、有効期限が切れている結果は前回結果送信できないと書かれています。まず、その検査を最後に受けた日から1年以内かを確認します。なお、ログインできないときの確認項目には、テストセンターIDが受検後2年以上経過していないか(有効期限切れ)とあります。結果を送れる期間は、前回結果送信の「最後に受検してから1年」です。
前回結果送信のやり方と注意点
- 受検の予約画面に出る前回結果送信の案内に従って最後まで操作すると、すぐに企業へ送信されます。企業の受検可能期間内に操作します
- 会場で受検した後、すぐに別の企業へ送れます。ただし、リアル会場のパソコンでは送信の操作はできません
- 性格検査・能力検査・英語能力検査は、検査ごとに、前回結果を送るか新たに受検するかを選べます(英語能力検査は、受けたことがある場合のみ。英語能力検査を実施するかは企業によって異なります)
- 送れるのは最新の結果だけです。それ以前の結果を送る、選ぶことはできません
- 受検者は点数を見られません。公式FAQは、受検結果の開示はできないと説明しています
- 新たに受検したか前回の結果を送信したかは、企業には通知されません
- 一度「前回結果を送信する」手続きを完了すると、取り消しはできません
使い回すか、新たに受けるか(編集部の考え方)
- 手応えが悪かった検査は、新たに受検する選択肢があります(編集部の考え)。公式FAQの「最新の結果」という説明からすると、新たに受検した結果が、その後に送れる最新の結果になり、それ以前の結果は送れなくなると考えられます(編集部の解釈。リクルートMSは、再送信できるのは直前に受検した結果のみとも説明しています)
「何点あれば通るか」は、公式のよくある質問でも、合格の基準は企業によってさまざまとされています。この記事ではボーダーの点数は書きません。
SPI以外のWebテスト(WEBテスティング・玉手箱・TG-WEB)は受け直せる?使い回せる?
確認できた範囲で整理します(確認日は2026年10月4日)。
- SPIのWEBテスティング(自宅や学校などで受検):受検中にパソコンのトラブルで中断したときは、ヘルプデスクに問い合わせて再開の手続きをしてもらえます。SPIのWEBテスティングでは、再開した場合は同じ問題が出ない仕様です。前回結果送信は、テストセンターで受検した人の手続きとして説明されています。自宅や学校などで受けた結果を送れるとは、確認した公式ページに書かれていません
- TG-WEB:提供元ヒューマネージの公式ページ(企業向け)は、テストセンター方式では応募者が他社で受検した結果を送信でき、一度受検していれば結果を流用できると案内しています
- 玉手箱など日本SHLのテスト:受け直せるか、結果を使い回せるかを受検者向けに説明した記載は、日本SHLの公式サイトで確認できた範囲では見つかりませんでした(製品ページは企業向けの内容です)。受検者は、受検画面内のFAQから問い合わせるよう案内されています
TG-WEBは、結果を流用できる期間や回数が、確認した公式ページに書かれていません。日本SHLのテストも、受検者向けの説明は確認できていません。企業や実施方式によって扱いが異なる可能性があります(編集部の考え)。受検案内を出した企業にも確認してください。
就活で出題されるWebテストの種類
就活のWebテストにはさまざまな種類があります。SPIの受検方法は応募先企業によって異なるとリクルートMSが説明しており、玉手箱・TG-WEBなども企業が導入して実施する形で提供されています(各社の企業向けページ)。このため、どのテストを受けるかは企業によって異なると編集部は整理しています。志望企業の受検案内メールと採用ページで確認してください。
【SPI3(リクルートマネジメントソリューションズ)】 多くの企業の採用選考で利用されているテスト(リクルートMS)。能力検査(言語分野・非言語分野)と性格検査が基本で、企業によっては英語能力検査や構造的把握力検査が加わる場合もあります。 受検方法は4つ(テストセンター・WEBテスティング・ペーパーテスティング・インハウスCBT)で、どれになるかは応募先企業によって異なります。リクルートMSは、テストセンターを最も多くの企業・団体に利用されている受検方法としています。
【玉手箱(日本SHL)】 日本SHLの案内では、玉手箱Ⅲの測定項目は言語・計数・英語・パーソナリティ(OPQ)で、実施形態はWebです。電卓やメモの扱いなど受検方法は、受検案内で確認してください。
【TG-WEB(ヒューマネージ)】 ヒューマネージの適性検査。企業向けページでは、実施方法として、オンラインAI監視型WEBテスト方式(TG-WEB eye)、WEB方式、テストセンター方式、マークシート方式が案内されています。
【CAB(日本SHL)】 日本SHLの案内では、ITエンジニアやデジタル人材のポテンシャルを測定する適性検査で、測定項目は四則逆算・法則性・命令表・暗号・パーソナリティ(OPQ)です。
【GAB(日本SHL)】 日本SHLの案内では、測定項目は言語理解(論理)・計数理解(図表理解)・英語(大意。テストセンター方式のみ)・パーソナリティです。
SPI3の対策法と出題形式の例
SPI3は多くの企業の採用選考で利用されているため、まずはここから対策しましょう(編集部の助言)。リクルートMSは、能力検査は付け焼き刃で対策をしても得点はさほど変わらないとし、パソコンでの受検に慣れておくことと、問題の形式を把握しておくことを勧めています(就職準備応援サイト)。
【言語分野】 公式の説明では、言葉の意味や話の要旨を的確に捉えて理解できるかを測る問題です。公式サイトで確認できた出題形式の例:
- 語彙
- 語順並べ替え
- 文章読解(長文問題。出題されるとは限りません)
対策のコツ(編集部の考え):
- 先に設問を読む解き方もあります
- 1問ごとの時間を意識して解くスピード感を身につける
【非言語分野】 公式の説明では、数的な処理や論理的思考力を測る問題です。公式サイトで確認できた出題形式の例:
- 計算
- 推論
対策のコツ(編集部の考え):
- 「推論」は非言語分野の出題形式の1つ。形式ごとに解き方に慣れておく
- 問題の形式を事前に把握しておく(公式も勧めています)
- SPIのテストセンターでは計算機が使えないため、手元で計算して画面上で答えを選ぶ形に慣れておく
【性格検査】 リクルートMSは、性格検査は準備は特に必要なく、自分をありのまま出して答えることが大切としています。志望企業の求める人材像に合わせて取り繕っても、その後の面接で回答内容と実際の人物とのかい離はすぐに明らかになってしまうだろう、とも説明しています。
Webテスト勉強スケジュールの目安
リクルートMSは、SPIの能力検査は付け焼き刃で対策をしても得点はさほど変わらないとしています(就職準備応援サイト)。また、対策本で勉強をしても大きく結果が変わらないので、それほど練習する必要はないとも案内しています(就職準備応援サイトのよくあるご質問)。そのうえで段階的に進めたい人向けに、編集部の目安のスケジュールを示します。期間や時間に公式の根拠はなく、必要な準備の量は人によって異なります。
【3ヶ月前〜の目安】基礎固め期
- 対策本を1冊購入し、全範囲を一周
- 苦手分野を把握
- 1日30分の学習を習慣化
【1ヶ月前〜の目安】実戦期
- 苦手分野を重点的に復習
- 模擬テストを受けて時間配分を確かめる
【1週間前〜の目安】仕上げ期
- 問題形式の最終確認
- 前日は早めに就寝
重要なポイント:
- テストセンターは1度の受検依頼につき受検は1回のみ。結果は前回結果送信で別の企業に送れるが、送れるのは最新の結果だけで、点数は本人に見えない(詳しくは冒頭の2節)
- Webテスト対策に時間をかけすぎない → ESと面接の準備にも時間を確保(編集部の考え)
ESの提出とWebテストの受検が同じ時期に重なることがあります。受検案内に書かれた受検期間を先にカレンダーに入れておきましょう(編集部の助言)。ESの通過の目安はESで落ちる割合は?通過率の平均にまとめています。
テストセンターとWebテスト受検の注意点
受検形式によって準備が変わります。
【テストセンター受検(SPI3)】
- リアル会場は専用会場のパソコンで受検し、筆記用具とメモ用紙は会場で用意され、私物は使えません。オンライン会場は自宅などで自分のパソコンとWebカメラを使って受検し、筆記用具とメモ用紙は自分で用意します(監督者がチェックします)
- 検査中、計算機はどちらの会場でも使えません(公式FAQ)
- 問題は受検者の回答状況に応じて出題される仕組みです(就職準備応援サイトのよくあるご質問)。長文問題が出たからといって合格ラインに達しているわけではないともされているので、出題内容から出来を推測しないようにしたいところです(編集部の考え)
- 再受験と前回結果送信(使い回し)のルールは、冒頭の2節にまとめています
受検のコツ:
- 受検案内が届いたら、早めに予約する。テストセンターは各企業の締切直前に混雑し、予約が取れない場合もあります(就職準備応援サイトのよくあるご質問)
【自宅Web受検(玉手箱など)】
- 電卓・メモを使えるかは、企業の受検案内で確認する
- 制限時間があるため、時間配分を意識する(編集部の助言)
受検のコツ:
- 事前に受検環境を整える(インターネット接続、ブラウザなど。受検案内で動作環境を確認)
- 電卓の使用が認められている場合に限り、使い慣れたものを用意する
- 解けない問題があっても、気持ちを切り替えて次の問題に集中する(SPIのよくあるご質問にある案内)
Webテストの合否が気になるときの動き方
合否が気になるときの動き方を、公式の説明の範囲で整理します。
- 合否の連絡は、公式FAQが、受検した企業に直接問い合わせるよう案内しています
- 求められる能力水準は企業によって異なり、合格の基準も企業によってさまざまとされています
- ほかの企業のSPIは、その企業から届く受検案内に従って受検します。27卒の方は、今から間に合う27卒の本選考・秋冬採用(毎週更新)で確認できます
受検案内が届いたら先に確認すること
キャリセン就活エージェントの場合(PR)|受検案内が届いたあとに応募先を相談したいとき
Webテストの受検案内が届いたあと、応募先や選考の進め方を誰かと話して整理したいときの相談先の一例として、キャリセン就活エージェントを紹介します。当サイトは、広告主のシンクトワイス株式会社(運営会社シンクエージェント株式会社の親会社)と広告提携しており、当サイト経由で申し込みがあった場合などに対価を受け取ることがあります。公式FAQには、会員登録・就活相談・企業の紹介・内定と入社までのサポートが完全無料で、企業から運営費の協賛を受けていると記載されています。面談予約フォームの卒業年は27卒・28卒で、携帯番号の入力が必須です。評判や面談の流れの整理は、キャリセンの評判・口コミは?|面談の流れと注意点を出典つきで整理にあります。
よくある質問
SPIの使い回し(前回結果送信)はできる?期限はいつまで?
SPIの前回結果送信のやり方は?
Webテストは再受験できない?同じ企業で受け直せる?
玉手箱など日本SHLのテストは受け直せる?結果は使い回せる?
玉手箱とSPIはどちらを先に対策すべき?
SPI対策はどれくらい前から始めるべき?
SPIの性格検査で落とされることはある?
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